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OKストア愛が止まらない。「オネストカード」と“100円カート”に見る、実行力のすごさ

スーパーマーケットのOK(オーケー)が大好きです。
よく行くのは三鷹・成城・調布
。最近は調布店がオープンしてから、つい通ってしまう頻度がさらに増えました。

OKは首都圏(1都3県)に160店舗以上を展開する食品スーパー。ディスカウントなのに品質と誠実さに全振りしているところに、いつも唸らされます。オーケー株式会社

目次

きっかけは「がっちりマンデー!!」の特集

録画していたTBS「がっちりマンデー!!」2019年5月26日放送回を視聴(見るのがだいぶ遅くなったけど…)。「知ってますか?激安スーパー・オーケー!」という特集で、仕入れ交渉や299円弁当の裏側、独特のPOPまで、OKの“安さの理由”が丁寧に紹介されていました。TBSオーケー株式会社TBSテレビ

観終えての感想はひと言――やっぱりOKはすごい。

真骨頂は「オネスト(正直)カード」

OKと言えば、商品の状態や市況を良いことも悪いことも正直に書く店内POP、通称**「オネストカード」**。
たとえば「長雨でレタスの品質が普段より悪い」「フロリダ産のグレープフルーツは12月入荷予定」「本日のすいかは糖度が不足気味、代替をおすすめ」――普通なら売上が落ちそうな情報も、お客さんの得になるなら隠さない。この“誠実さ”こそ信頼の源で、OKの一番好きなところです。オーケー株式会社

補足:この「オネストカード」は、ネットスーパーの商品ページにも反映。店頭だけの話ではありません。ok-netsuper.com

他業種にも効く発想

「業界の裏事情をプロの目線で正直に伝える→お客さんがベストな選択をできるようにする」。
これは小売に限らずどの業種でも応用可能。僕もWebサイトやLP制作の仕事で、「良い点も弱点も透明に開示する」セクションを作るなど、OKのオネスト精神を意識的に取り入れていこうと思います。

コストを“仕組み”で下げる:100円硬貨預託式カート

OKの店舗でおなじみの**「100円硬貨預託式」ショッピングカート**。使うときに100円を入れ、所定位置に返却すると100円が戻る方式です。
これ、放置や散在を防げるので回収の人件費を節約でき、結果的に価格に反映できる。アイデア自体はシンプルでも、徹底して運用しているのがOKらしさ。オーケー株式会社

“アイデアを形にする”実行力

「オネストカード」も「100円カート」も、突飛なアイデアではありません。けれど、最後まで設計して運用に落とし込むには覚悟と手間が要る。ここにOKの凄みを感じます。

その背景には、創業者・飯田 勧さんが築いた哲学と、二宮 涼太郎社長のもとで続く実行力があると感じます(※二宮社長は三菱商事出身。2016年から現職)。オーケー株式会社ダイヤモンド・オンライン

そして数字も裏付ける

OKはJCSI(日本版顧客満足度指数)のスーパーマーケット業種で、2011年度から15年連続の顧客満足1位を獲得(2025年発表)。数字面でも“お客さんに支持されている”ことがはっきり表れています。jpc-net.jpオーケー株式会社


まとめ

  • 誠実さ(オネストカード)で信頼を積み上げる

  • 仕組み(100円カート)でコストを抑え、価格に還元

  • 思想×実行がブレないから、お客さんの満足が続く

OKストア、やっぱり好き。これからも通います。


参考リンク(公式)

この記事を書いた人

 ・Webマーケ × 撮影(写真/動画)の実務家
 ・広告導線の設計から広告素材制作までワンストップ
 ・「問い合わせが増える」状態をつくります。

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