今日、ランチでラーメン屋さんに行きました。
家の近くの初めていくラーメン屋さんです。
そこの店主さんがとても心が温まる良い接客をしていて
感動したので書きます。
お年寄りのおばあちゃん(90代)が
一人でラーメン屋さんに来ていました。
そこのラーメン屋さんは発券機が置いてあるのですが
食べ終わったあとに「いくらですか?」と聞いて
お金を払っていました。
(おそらく、おばあさんは入店した時、券売機の使い方がわからなくて、食券を買わずに席について注文したのだと思います。)
店主さんは「700円です!」というと
おばあさんから1000円札を受け取ると
自分で発券機に入れて
700円の券を買い、300円のおつりを出して
おばあさんにおつりを渡していました。
多くの普通の店員さんだったら
面倒だな、、、と感じると思います。
「食券買ってください」と言って
自分のお店のやり方を押し付けてもおかしくありません。
でも、そこの店主さんは嫌な顔ひとつせず
笑顔で親切に対応していました。
そして、
おばあさんが持っている
キャリーカバンを「お荷物、外までお持ちしますね」
と言って外まで運んであげていました。
さらに、
後ろから両脇を抱えて
出口まで歩くのを手伝ってあげていました。
(おばあさんは足腰が弱くてしっかり歩けない感じだったので)
その時もとっても優しい笑顔でした。
私はラーメンを食べながら
その一部始終を見ていたのですが
その店主の接客に心が動かされました。
感動しました。
これからラーメンが食べたくなったら
ここに来ようと決めました。
こういう人が作るラーメンが食べたいと思ったからです。
ラーメン屋さんに限らずお店は集客をするために
ホームページを作ったり広告を出したり
SNSを使ったりいろいろ取り組んでいると思うのですが、
今回、私がここのラーメン屋さんで体験したような
実際にお店に行った時の店員さんの接客が一番の宣伝だと思います。
マーケティングをうまくやっても実際お店に行くと
あんまり魅力がないというパターンもたくさんあります。
ラーメンの味ももちろん美味しかったです。
私が好きな煮干し系だったし!
でも、味だけだったらここまで私の心は動かされてないだろうし
「絶対またここに来よう」という強力な動機付けにならなかったと思います。
だから、どういう人が作っているかが大きいということですね。
いまどきのラーメン専門はどこも美味しいです。
よっぽど自分の好みに合ったラーメン屋さんじゃない限り
ファンになって、また絶対来ようという気持ちにならないと思います。
なにが言いたいのかというと、、、
物を売っているにしても
食べ物を売っているにしても
サービスを売っているにしても
「この人から買いたい」と思ってもらえる
関係作りが大事だという事です。
私も個人で商売をしているので
こういう風にお客さんから思ってもらえて
選ばれるように仕事をしていきたいと思いました。
ちなみにこのラーメン屋さんは
こちらです。
調布駅1分 『麺屋 國』さんです。
▼食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13204260/