津野米咲さん、ありがとう
とても悲しいニュースでした。
津野米咲さんを初めて知ったのは、2013年6月に発表されたSMAPの「Joy!!」。
初めて聴いたとき、「なんていい曲、なんていい歌詞なんだろう」と強く感じ、すぐに作者を調べました。
そして、当時まだ21歳の若い女性だと知って、本当に驚いたのを今でも覚えています。
それ以来、「Joy!!」は私にとって特別な曲になりました。
独立準備中の応援歌
私は2016年5月に会社を辞めて独立しました。
その準備期間中、何度も聴いていたのが「Joy!!」です。
大きな才能や実績もない私が、安定を捨てて一歩を踏み出すには勇気が必要でした。
そんなとき、この曲がまるで応援歌のように背中を押してくれたんです。
励まされ、勇気づけられ、挑戦への気持ちを強くしてくれた——そんな存在でした。
私が感じた「Joy!!」のメッセージ
歌詞の解釈は人それぞれですが、私にとっての「Joy!!」は、
本当の自分が一番やりたいことや、大切にしていることへの情熱を意味していました。
イヤイヤやっていることや馴れ合い、かしこまった自分をやめて、
「楽しもう(Joy!!)」というメッセージが詰まっていると感じています。
特に心に残っているのが、このフレーズ。
止まらないサイクルを切り開くのは
他の誰でもないのさ 自らJoy!! Joy!!
聴くたびに、勇気と元気をもらいました。
「赤い公園」と「journey」
津野米咲さんは「赤い公園」のギタリストとしても活動し、作詞・作曲を手がけていました。
正直、バンドの曲はあまり聴いたことがなかったのですが、訃報をきっかけに「journey」という曲に出会いました。
その歌詞が、とにかくかっこいい。
間違いのない答えはない。
間違いだらけのお前のまま
答えになれ。
20代でこんな言葉を紡ぎ出せるなんて、本当にすごい才能だと改めて感じました。
最後に
こんなにも素晴らしい表現ができる人が、自ら命を絶ってしまうなんて——あまりにも残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りします。
津野米咲さん、素敵な曲を本当にありがとう。